あっという間にブログ放置

2週間以上ほったらかしでした。
毎日更新(笑)
まぁブログはグダグダと続けていければと思います。


ここ3か月ほど企画職志望でゲーム会社をいくつか受けたのですが、正直何がしたいかわからなくなってきました。


というのも、ゲーム業界を目指す以上は、若者の奢りがあるのはわかったうえで、最近のゲームはつまらん、俺が面白くしてやる
くらいの考えはそりゃあった訳ですよ。
でも、その考えがぶっ壊されつつあります。




思いつく企画が、既存の作品と被っているものばかりで自信を喪失したというのも勿論あるんですが
何より決定的なのはですね、ゲームが面白いことなんですよ。最近、勉強も兼ねてと思い、iPhoneのゲームアプリで有料も無料もランキング上位のものを片っ端からダウンロードしたんです。
するとですね、面白いゲームがいくつもある訳です。
流石にコンシューマと比べると全体的なクオリティは下がります。美麗なムービーで、自由に操作できて、みたいなものは無いんですが、
逆にその、玉石混交具合が面白いというか、中古屋で安い良ゲーを探してる気分になれるというか、とにかくワクワクしたんですね。


この経験を踏まえて思ったんですよ
ゲームをつまらないと思ったのは、単純に僕がゲームをプレイしていないからじゃないか?


僕は、漫画や小説もそれなりに読むんですが、それらがつまらなくなってきたなと思ったことはないんですね。
それは何故かというと、読んでいる数が違うからだと思うんです。
漫画を例にすると週刊誌5冊、月刊誌4冊を欠かさず買っていますから、定期的に読んでいる作品数が50は超えます。
更にtwitterで評判が良いものや、書店にいってタイトルや表紙で惹かれたものを買います。
そんだけ読んでたら、面白い作品には出会うだろ、と。


同じだけのことをやったうえで、ゲームをつまらないと思っていたのか?と自分に問いかければ、答えはNOです。
値段や時間的拘束力という制約はあるので、数をこなすのが難しいとはいえ、やっても月に2,3本です。
正直に言えば、最近は格闘ゲームが面白くて、時間がかかるRPGやアクションゲームは全くやってません。
こんなんでゲームをつまらない、俺が面白くしてやる、なんてチャンチャラおかしいですね。
大作RPGが僕の琴線に触れなかったからだけで、本当に、それだけのことで僕の考えは凝り固まってました。


そもそも、格闘ゲームに関しては、人生かけれると思う程度には楽しんでますし、「風の旅ビト」や「BRAID」なんかは
普通に楽しみました。ソーシャルゲームもなんだかんだ楽しんでいるし、iPhoneアプリは現状止まることなく安く面白いものが供給されてきます。
業界のことを調べれば、CEDECGDCなど、業界自体を良くしようという流れがあり、開発者の方々も日々変化しているのが見てとれます。
先ほど書いた、値段や時間的拘束力が長いというのも、レベルファイブが出す「ギルド01」というゲームで、ゲームが4本パックになっているものがあったり、DL販売に放置系ゲームの進化だったりで改善されていくだろうと思います。
演出やシナリオが良くない!なんてのは僕の主観が大いにありますし、シナリオが良いものを見たいなら漫画に小説や映画で代用できちゃいます。




もうわかりません。
ゲームは総合エンターテイメントだ!演出、映像、システム、シナリオ全てが揃っていないとダメなんだー!
くらいの勢いで考えていた僕はどっかにいっちゃいました。
こういう理論武装も、自分がゲーム業界を諦める理由を探しているようで嫌になってきます。
結局のところ、僕は全てを投げだせるだけの情熱を持っていなかったのかもしれません。
実際に作っている人からしたら、鬱陶しいだけの人種なんでしょうね。


あぁ、面白いRPGに出会いたい。