愚痴、それでも

画期的なアイディアを次々と生み出して、プログラム、3D、絵等にも造詣が深く、話題のアニメ、ゲーム、映画などのサブカルを網羅していて、実際に、自分でゲームを作ったり、イベントを企画したりと行動力があり、社交的で、リーダーシップがあって、魅力的で、分析力、論理的思考力が高いレベルにある人。


そんな人であるべきなのかもしれない。
でも僕は、そんな人じゃない。怠けもので、集中力がなくて、ただサブカル全般が好きで、浅く広く手を出して、全て本気ではやらず投げだして、唯一長く続けていることと言ったら、大学からハマった格ゲーくらいで、それもそこまで上手ではない。


人に誇れる「具体的な物」なんて持ってない。ゲームを作ったこともない。絵は落書き。プログラムはかじった程度。
今までの人生は、これくらいできてれば怒られないな、というポイントを見極めて、そこまでを何とかこなすの繰り返し。
平均より上で満足して、上を目指さない。そんな21年間だった。


本当に自分がしたいことが、わからなくなってきた。
小学生の時は、サラリーマンでいいやなんて甘いこと思ってたし、中学時代は小説家になりたいと思ってたし、高校時代は働ければ何でもいいやと思ってたし、大学時代は働きたくないでゴザル!働きたくないでゴザル!と思ってた。


親の脛はかじられ過ぎで骨が見えそうである。


その会社に入ってる人ってのは、今俺が受けてるテストを突破した人達ってことになる。
もうみんな超人にしか見えない。
俺は、そんな人たちと肩を並べられるんだろうか。そりゃ現時点では足元どころか土に埋まってるだろうけど。
いずれ、そんな人たちの役に立てるんだろうか。自信がまったくない。


みたいなことを友達に愚痴ったら「いつかお前も超人になってる日を楽しみにしてるわw」とか言われて(´;ω;`)ブワッ
とりあえず1次は通ったんだから、ちょこーっとは見所があると思ってくれたんだろうと信じて行くしかない。
俺の脳内で煽ってくる意識が高い大学生達をぶっとばせるように頑張ろう。